blog(縦書き)
LUNAでベースを録音する方法(VOLT 176を使ったシンプル手順)
普段はGarageBandで録音していた芥のベーシスト・スーシェフのために、大田とスーシェフが共同でまとめた「LUNAでのベース録音・平易な手引書」。Universal AudioのLUNAを使ってベースを録音するための手順を、誰でも迷わず進められるよう、1から順に丁寧に整理しました。使用機材は、VOLT 176とMacBook Pro(Intel)です。
対応環境
- VOLT 176(オーディオインターフェース)
- MacBook Pro(Intel)
- DAW:Universal Audio LUNA
1. 機材の準備(VOLT 176側)
- VOLT 176をUSBでMacに接続する
- ベースを前面のINST(楽器入力)に挿す
- INSTボタンをONにする(忘れると音量が極端に小さい)
- GAINノブで入力レベルを調整(クリップしない程度に)
2. セッションを新規作成(LUNA側)
- LUNAを起動する
- メニューから
File > New Sessionを選択 - 保存先を指定(デスクトップなど分かりやすい場所)
- Sample RateやTempoは既定値のままでOK
3. オケを読み込む(ベース抜き音源)
- Finderからファイルをドラッグ&ドロップ
- 波形が表示され、再生できれば準備完了
4. ベース用トラックを作成
- メニューから
Track > New Trackを選択 Audio (Mono)を選択- トラック名を「Bass」に変更
5. 入力を設定
- BassトラックのInputを「Input 1」に設定
- 「I(インプットモニター)」ボタンを押してモニターを有効化
- 音量が小さい場合はVOLT 176のGAINノブで調整
6. 録音を開始
- BassトラックのRec(赤丸)を押す
- 画面上の録音ボタン、または「R」キーで録音開始
- 演奏を終えたらSpaceキーで停止
録音後、波形が表示されていれば成功。やり直したい場合は「Command + Z」で簡単に戻せます。
7. 書き出し(エクスポート)
- メニューから
File > Export Mixdown > Export Audioを選択 - フォーマットは WAV / 24bit / 48kHz を推奨
- 「Export」を押せば保存完了
ベース録音をスムーズにするためのポイント
- INSTボタンを忘れないこと(音が小さい原因の多くはこれ)
- 録音に失敗しても「Command + Z」で即リトライできる
- 一度流れを覚えれば、毎回数クリックで録音が完了
この手順は、バンド「芥」のレコーディングでも実際に使っている方法です。自宅録音やデモ制作にも向いています。最新情報や音源は下記からご覧ください。
LUNAでのベース録音・平易な手引書普段はGarageBandで録音していた芥のベーシスト・スーシェフのために、大田とスーシェフが共同でまとめた「LUNAでのベース録音・平易な手引書」。Universal AudioのLUNAを使ってベースを録音するための手順を、誰でも迷わず進められるよう、1から順に丁寧に整理しました。使用機材•オーディオインターフェース:VOLT 176•MacBook Pro(Intel)•DAW:Universal Audio LUNA⸻VOLT 176 側の準備1.VOLT 176 をUSBでMacに接続する。2.ベースを前面の INST(楽器入力)に挿す。3.INSTボタンをONにする(これを忘れると音がこもる)。4.必要に応じてコンプレッサーをON。まずは「VOCAL」モードを試すと自然。⸻LUNA 側の操作1.LUNAを起動し、新規セッションを作成。2.トラックを追加 → Audio Track を選び、入力を「VOLT 176 – CH1」に設定。3.モニター音量を調整し、ベースの音がしっかり入っているか確認。4.赤い録音ボタンを押して録音開始。5.演奏が終わったら停止し、再生して音を確認。⸻書き出し(Mixdown)1.メニューから File > Export Mixdown を選ぶ。2.フォーマットは WAV(24bit / 44.1kHz または 48kHz) を推奨。3.書き出したファイルを、バンドメンバーやエンジニアと共有する。

